セレックシステム

1回の診療で修復物が装着可能に

世界の医療機関が認め、最も信頼されるドイツの医療機器メーカー「シロナ」。そのシロナ社が開発した「セレック3」は、1回の診療で審美的で生体親和に優れたオールセラミック修復物(ラミネートベニアやポーセレンクラウンなど)を作成することを可能にしました。
システムはいたってシンプルで、小型3D光学カメラで口腔内をスキャン。その3D(立体)データを基に修復物の設計と修正を医師自らモニター上で行えるのが特長です。もちろん、患者さんとモニターを確認しながら治療箇所の状態や修復物の説明も行えます。


患者さんための利便性、経済性に優れたシステム

「セレック3」の最大の魅力は、生成した修復物データを「MC XL」と呼ばれるミリングユニットとリンクすることで、修復物の素となるセラミックブロックをわずか十数分で切削します。その仕上がり精度は熟練の技工士をも凌ぐほど。このシステムにより医師が技工士に望む細かなニュアンスを院内のモニター上で行えるようになりました。そのメリットは医師のためだけではありません。従来行われていた印象材による歯形の採取や石膏模型が不要になったことで、治療回数や費用面で患者さんの負担を軽減できます。
1回の診療、それも1時間〜2時間の治療時間で患者さんが希望する修復が実現できるのです。

CAP1

■CAP1

「セレック3」はこの3Dカメラ専用PCで構成されるコンパクト設計。
狭い院内でも場所を選ばない小型のモジュラーユニットです。

CAP2

■CAP2

医師は患者さんのチェアサイドで修復物の設計を行えます。
患者さんもモニターで治療内容を正確に把握できます。

CAP3

■CAP3

小型3Dカメラの先端部分。ここから口腔内データをスキャンして読み込みます。大きさはペンライト程度とコンパクトです。

CAP4

■CAP4

最新のミリング機「MC XL」はスピード・能力・静音性が従来機より向上。写真のように切削中もいたって静かです。

CAP5
CAP5

■CAP5

中央にセットされたセラミックブロックを両サイドから自動で削りだしていきます。
セラミックブロックは患者さんの様々な歯色に合うよう豊富に用意されています。

CAP6
CAP6

■CAP6

「MC XL」が削りだしたセラミッククラウンです。モニター画面で設計された修復物データが正確に再現され、実際にセットする際の修正もほとんど必要ないほどのクオリティー。
長年審美歯科治療に携わってきた私だからこそ、その仕上がりには感心させられるほどです。

CAP7
■ドクター神原からのひと言。
このセレックシステムは20年の実績と世界で1500万例以上の修復例を持ち、現在のところ最も信頼が置けるシステムだといえます。しかし、このシステムを使ったとしても完璧な治療を誰でも提供できるとは限りません。
信頼できる経験と実績を持つ医師のもとでこそセレック3の光学印象技術が活かされます。施術前の正しい診断と施術後の管理が重要だとご理解ください。

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